目的と方法がすりかわる

サッカーの最大の目的は、『相手チームよりゴールを決める』というスポーツです。

それが最大の目的であって、このスポーツの醍醐味です。

 

勝つために、相手チームはゴールを取られないようにしてきます。

ゴールを取らせないようにしてくるチーム相手にゴールを奪う事が目的ですね。

すごく簡単に攻防をまとめるとこんな感じでしょうか。

 

(攻撃)ゴールを奪うためには、ボールを相手ゴールまで持っていく必要があります。

(守備)自分たちのゴール前まで運ばせないようにして、ボールを奪いにいきます。

 

(攻撃)相手の固められている範囲を避けて、安全に運びたい。

(守備)狙いを持って固める範囲を決める。そして固めた範囲に追い込みたい。

 

簡単な局面にするとこんな感じでしょうか。

その中で、

ドリブル突破やスルーパス。ワンツーなどのコンビネーション。プレッシングやリトリートなどの守備戦術。

素早いフェイントや蹴り方、高い位置のポジション。囲い込みなどの守備、チャレンジ&カバーの守備。

色んな方法がありますね。

 

でも、サッカーの目的を念頭に置かない限り、本来では色んな方法の中で何を使うか見つかりません。

例えば、旅行に行く場所・日時が決まらない限り、現地に向かう方法やスケジュールを空けるための方法など決まりませんよね。

いくら良い飛行機を選んだり、良いホテルを決めようが、どこにいくか目的地が決まらないと何も進まないですね。

 

サッカーもドリブルを練習しても、どこを目指して何をしたいか決まらない限り、ドリブルの使いどころはわかりませんよね。

こんな感じで、目的と方法がすりかわるとサッカーが上手くなりづらいでしょう。

しっかり目的を持ってサッカーをしてみましょう。